そちらの環境ですが、独立したペットショップではなく
大きなショッピングモールの一室を借りてペットショップを営んでいました。
飼育環境は、小鳥と一緒の温室。
温度管理湿度管理はされているようでしたが今から思えば湿度はちょっと高めだったかもしれません。
何より、小鳥の鳴き声がうるさく、ハリネズミにとってストレスだったのではないか、と。
さらにはエサ。ドッグフードをふやかして与えていました。
キャットフードでもなく、ドッグフード、いろいろな動物を扱っている商売人である以上
ハリネズミの専門知識が少なく、ハリネズミ専用フードを与えることがかなわないのも致し方ないことだったのかもしれません。

ちょっぴりふくよかに育ったこの子を買って、大事に大事に育て始めました。

こちらのブログをご覧の方はご存知かもしれません、
うちの子は病気を全くしないんです。
ダニもいませんでした、
エサの好き嫌いはありますが、偏食という偏食も今のところしていませんし
風邪なども引いていません。
なにより、緑の便を一切したことがなく、これは大物だぞよ、と思うとともに
うちに来てくれてありがたいな、丈夫でいてくれてありがたいな、と思っていました。

ここで、ある時ハリネズミ専門ショップ様の通販サイトを拝見したのです。
そこでは成長期のハリネズミ用のオリジナルエサを売っていました。
成分としては脂肪がやや多め。大きく育つように、いわゆるデブエットというやつでしょうか。

ペットショップではドッグフードを与えられ、ショップの店員も認めるくらいふくよかだったハリネズミさんですが、丈夫な体を作るには脂肪分の高いドッグフードは意味があったのかもしれません。
さらに、小鳥で騒音に慣れて、多少の音ではストレスを感じないよう訓練されたのかもしれません。

そう考えると、十把一絡げに「ペットショップの飼育方法はけしからん」と断じるのはちょっとちがうのかな、と反省しました。

そんなこともあり、今年の冬はいつもよりミルワームを多めに与え、脂肪を蓄えてもらいました。風邪をひかないように。（カルシウムとリンの比率は気になるところではあります。）

あと少しで二歳の誕生日を迎えます。
三歳を過ぎると、さすがに「元気元気」ではいられないと思います。
これからも大事に育てたいと思います。




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