しかし、ルーチンという書き方は誤解・悪印象を持つ方もいるかな?
いまいち意図したところが伝わり切れてないのでは?
と思いましたので補足記事を書きます。
ルーチンと聞くと「何も考えずに通り一辺倒のことをやっている」
「手抜き」「考えながらやらないといけないんじゃない?」
という方もいるかと思います。
しかし、私は、ルーチンを作ることは良いことだと考えます。
ルーチンを作ることにより以下のような効用があります。
・やらなくてはならないことに漏れがなくなる
例えば健康管理など、うっかりやっていない、という自体が発生しずらくなります。
おそらくチェックシートをつけることになるため記録も残ると思われます。
(それも含めてルーチン化すると良いと考えます)
・スピードが高まる
やるべきことを毎日同じ手順で実行するのでスピードが上がります。
最初はおっかなびっくりやっていたことでも、一週間もやればスイスイです。
・やるべきことを固定化しているので、変化が見えやすい
何か変化を見るべき時には、その部分だけを変えてほかの部分は固定化すべきです。
そうしなければどの要素が影響して結果が出たのかがわかりません。
ルーチンを徹底することは条件の固定化につながります。
・エネルギー(体力的・心理的)をほかに使える
人間はハリネズミさんの為だけに生きているわけではありません。
ハリネズミさんに限っても、ルーチンを決めたからこそ、
「こういう変化があった、じゃぁ、次はこれをこう変えてみよう。」
という工夫にエネルギーを割くことができます。
普段のお世話は流れるように、工夫すべき時は考えながらエネルギーを使って。
ルーチンを作ることは手抜きではなく、
本当にエネルギーを使うべきところにエネルギーを注ぐための
メリハリをつけるための工夫なんです。
また、合ってほしくはないことですが、病院などに行くべき場合
余裕があれば精神的にも違いますし、どのような世話をしているのかを
獣医に伝えやすいと思うのです。
私の考える、ハリネズミさんのお世話に関するルーチンの使い方は以下の通りです。
1)ハリネズミさんの様子を見つつルーチンを確立する
何を定型化していいのか、工夫して判別しルーチンを作成します。
結果、チェックリストと毎日の継続的な記録が残ります。
記録には「やったというチェック」「○×」「気温や湿度」など、だけでなく
気になったことをメモしておく「備考欄」があるとベターだと思います。
2)ルーチンをもとにお世話・コミュニケーションをしつつ改善
ルーチンを利用して「いつもの状況」を作り出すことで
ハリネズミさんに安心してもらいます。
一方でよりよい餌や環境を勉強・情報交換しつつ、その効果を試します。
3)ルーチンの改善
良い効果が得られたのであればそれをルーチンに取り入れて
飼い主にとってもハリネズミさんにとっても良い環境を作り出します。
2)に戻り、3)と2)を行ったり来たります。
4)QOLの向上
以上をもって、飼い主・ハリネズミさん双方のQOLを向上します。
ルーチンのデメリットって、私は思いつかないのですが、皆さんいかがでしょうか?
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